
「高性能なクラウド型ドライブレコーダーを導入したのに、映像の活用は後回しになっている」
「機能を使いこなせていると自信を持って言えない」
クラウド型ドライブレコーダーを導入した方の中には、このような悩みを持っている担当者も多くいます。ですがそれは、業務の余裕ができずに「時間がない」状況だからかもしれません。
本記事では、アルコールチェックとドライブレコーダーの連携により、映像を活用する時間を生み出す方法について解説します。
目次:
クラウド型ドライブレコーダーとは?車両管理システムとの違い
クラウド型ドライブレコーダーとは、撮影した映像や位置情報を通信回線経由でクラウドに自動送信し、管理者がオフィスや外出先からリアルタイムに確認できるドライブレコーダーを指します。SDカードに記録する従来型と違い、遠隔地から走行状況を把握できる点が特長です。
近年はAIを搭載し、急加速・急ブレーキ・わき見といった危険挙動を自動で検知して、該当する映像だけを抽出できる製品も増えています。
一方、車両管理システムは、アルコールチェックや運行日誌、車両予約、免許更新期限の管理など、車両にまつわる業務全体をカバーする仕組みです。ドライブレコーダーが「走行中の記録」を、車両管理システムが「業務全体の管理」を担うと整理すると分かりやすくなります。
| 項目 | クラウド型ドライブレコーダー | 車両管理システム |
| 主な役割 | 走行中の映像・位置情報の記録 | 車両業務全体の管理 |
| 代表的な機能 | 危険運転映像の抽出、リアルタイム位置把握など | アルコールチェック、運行日誌、車両予約、免許有効期限管理、日常点検・給油量管理など |
| 連携メリット | 映像と業務記録がひもづく | 記録の一元化で管理負担を軽減 |
クラウド型ドライブレコーダーを導入しても「活用する時間がない」のはなぜ?
“時間がない”の正体は「記録の分断」にあります。高性能なドライブレコーダーを導入しても、アルコールチェックや運行管理、映像が別々のシステムで管理されていると、画面の行き来や照合作業が発生し、効率の良い運用ができません。

アルコールチェックと連携すると、どんなメリット・デメリットがある?
記録の分断を解消する有効な方法が、クラウド型ドライブレコーダーとアルコールチェックの連携です。ここでは、連携のメリットとデメリットを整理します。
1. メリット
- 記録の一元化で、映像確認・分析の時間が生まれる
- 二重入力や画面の行き来がなくなり、日々の作業工数を削減できる
- 未測定者へのアラートや免許更新期限もまとめて管理できる
- 位置情報・映像・アルコール記録が紐づき、事故や違反時の状況確認・証跡活用がスムーズになる
2. デメリット
- 通信環境に依存し、電波が届かない場所ではリアルタイムで送信できない場合がある
- 車載機器の設置や初期コストがかかる
- ドライバーへの説明やプライバシーへの配慮など、ルールを定める必要がある
- 検知器のセンサー交換など、定期的な保守が必要になる
デメリットは、事前に把握しておけば対策できるものが中心です。例えばセンサー交換は、交換サービスを利用すれば、保守の負担を減らせます。
安全運転管理者の業務を軽くする運用の作り方
そもそもアルコールチェックは、安全運転管理者を設置する事業所に義務づけられた業務です。道路交通法の改正により、2022年4月から酒気帯びの確認と記録の保存が、2023年12月からはアルコール検知器を用いた確認が義務化されました。
記録として残すべき項目は、次のとおりです。
| 記録項目 | 内容の例 |
| 確認者名 | 確認を行った安全運転管理者等の氏名 |
| 運転者 | 運転を行う従業員 |
| 自動車の登録番号等 | 車両を識別できる番号 |
| 確認の日時 | 運転前後の確認時刻 |
| 確認の方法 | 検知器使用の有無、対面でない場合の具体的方法 |
| 酒気帯びの有無 | 測定・確認の結果 |
| 指示事項 | 運転者への指示内容 |
| その他必要な事項 | 社内ルールで定められた記載事項など |
紙やExcelで別々に管理していると、確認や記録に多くの時間を要します。アネストシステムのアルコールチェック管理支援サービス「BSS for ALC」なら、測定結果や顔写真を自動でクラウドに保存できます。クラウド型ドライブレコーダー「DR-01」と連携すれば、走行映像や位置情報とも紐づけた管理が可能です。記録作業を減らし、安全運転指導に時間を充てられます。
関連記事:アルコールチェック記録の保存期間は?「1年間」のルールと、監査で指摘されないための正しい管理方法
連携前と連携後で、管理者の業務はどう変わる?

実際にドライブレコーダーとの連携で業務がどう変わるのか、BSS for ALCとDR-01を例に見てみましょう。DR-01は、走行映像・位置情報を通信でクラウドへ送信し、アルコールチェックの記録と紐づけて管理できます。
1. 連携前
アルコールチェックと映像が別々に管理され、管理者は映像を一台ずつ確認し、危険運転を抽出する必要がありました。
2. 連携後
DR-01では記録をクラウドで一元管理し、危険運転イベントを自動通知します。映像は日報とひも付くため、必要な運行だけを確認でき、安全運転指導に集中できます。
アルコールチェック連携型ドライブレコーダー「DR-01」でできること

DR-01は、走行映像・位置情報とアルコールチェックの記録をクラウド上で紐づけて管理でき、主に次の5つの機能を備えています。
1. DR-01の主な機能
- リアルタイム位置情報:各車両の現在位置を地図上で確認でき、追跡機能で危険挙動の察知が可能です。
- イベント録画:危険運転イベント動画をクラウドでいつでも再生できます。イベントの種類や社員、車種、日報単位での検索にも対応しています。
- 危険運転イベント通知:危険な挙動をいち早く検知し、メールで通知します。AIで検知したイベントの通知も可能です。
- 安全運転指導:各運行で発生した危険運転イベント動画をもとに社員へ指導を行い、その記録を残せます。気になる動画のダウンロードや、削除保護も可能です。
2. 運用を続けやすいサポート体制
DR-01はBSS for ALCと同じクラウド上で動作するため、アルコールチェックから走行記録までを一元管理できます。BSS for ALCは、燃料電池方式の高精度なアルコール検知器を採用し、事務所用・携帯用・スマホ連動タイプなど用途に応じた機種を用意。測定結果はクラウドへ自動保存され、交換品の事前送付にも対応しています。
また、アルコールチェックに加え、免許有効期限や運転者・車両台帳、運行日誌、日常点検、給油量、車両予約までを同じクラウドで管理できます。100拠点以上・約1,700台規模の大手メーカーへの導入実績もあり、本社の管理負担の軽減に貢献しています。
よくある質問(FAQ)
Q. アルコールチェックとドライブレコーダーは連携できますか?
A. はい。BSS for ALCとの連携に対応するドライブレコーダー「DR-01」を使えば、走行映像・位置情報とアルコールチェックの記録を同じクラウド・同じ画面で一元管理できます。危険運転イベントは自動で検知・通知され、日報にひもづくため該当の映像へすぐにアクセスでき、指導記録も残せます。
Q. 白ナンバーの企業でも導入する意味はありますか?
A. あります。安全運転管理者の設置義務がある事業所では、アルコールチェックの記録が法令で求められており、ドライブレコーダーとの連携による一元管理は業務負担の軽減に直結します。BSS for ALCなら、白ナンバー事業者に必要なアルコール記録に加え、免許有効期限や運行日誌までをクラウドでまとめて管理できます。
Q. 既存のドライブレコーダーや検知器から乗り換える手順は?
A. まずは現在の記録方法(紙・Excel・既存システム)と課題を整理し、連携に必要な機器やプランを確認しましょう。BSS for ALCには、今お使いのアルコール検知器をそのまま活用して記録だけをクラウド化できるプランも用意されているため、既存機器を無駄にせず段階的に乗り換えられます。詳細はサービス提供元へ相談すると確実です。
まとめ:ドライブレコーダー、導入して終わりになっていませんか?
クラウド型ドライブレコーダーの効果を引き出すには、アルコールチェックと連携し、記録を一元化することが重要です。BSS for ALCとDR-01なら、義務対応の効率化だけでなく、安全運転指導にも時間を充てられます。まずは自社の運用を見直してみてください。
DR-01やBSS for ALCの詳細を知りたい方は、製品ページや無料相談会をご活用ください。
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