「リアルタイムでドライバーの運行状況が確認できればなあ…。」
「安価に通信デジタコが使えると便利なんだけど…。」
運行管理者の立場ならだれでも一度は考えるこんな悩み。
こんな悩みをかんたんに解決してくれるのが、トランストロン社のDTS-F1Aです。
DTS-F1Aは非常に安価なのにも関わらず、以下の機能はすべて実装済み。
- 通信によるリアルタイム動態管理
- 運行中の日報管理
- 危険エリア予測
- 外部機器との連携
ひと目でわかるとおり、通信デジタコに必要な機能はほとんど揃っていますね。
これひとつあれば、運行管理で求められるほとんどのことができることが強みです。
DTS-F1Aとは
DTS-F1Aとは、富士通社といすゞ社が親会社である、
トランストロン社製の通信型デジタルタコグラフです。
これまでの通信デジタコは、非常に高価ではありましたが機能は限られ、
価格の割に運行管理者・ドライバーの双方の役に立つものではありませんでした。
ですがデジタコそのものの性能の向上と、高速な通信方式であるLTEに対応することで、
運送会社様の「これができたら」を叶えられるようになったのです。
トランストロン社の通信型デジタルタコグラフの中では、
エントリーモデルではありますが、大半のことはこの1台で完結できます。
DTS-F1Aの基本スペック
項目 | DTS-F1A | |
本体 | 形式指定番号 | TDⅡ-78 |
入出力インターフェース | 車速センサー、エンジン回転センサー、アナログ入力×5、ETC通信ポート、RS232C×4、SDHC対応カードスロット、ブルートゥース、共通端子、免許証リーダー、3軸Gセンサー、CAN入力、USB | |
対応車速パルス | 2.0〜25.0パルス | |
通信機能 | 3G/LTE通信モジュール搭載 | |
GPSレシーバー | 装置に内蔵 | |
スピーカ/音声 | PCM音源再生、スピーカー搭載 | |
寸法・重量 | 174mm(W)×25mm(H)×146mm(L)(突起物除く)約0.4kg 取付金具(1din)が必要です | |
電源 | DC12V/24V | |
操作部 | バックライト付きファンクションキー×2 | |
動作環境 | -30℃〜+75℃ | |
保存環境 | -40℃〜+85℃ | |
外部記録メディア | 保守/バックアップ様:SDカード1GBまで |
【月額通信費用】すべて込みで1,480円/台(税別)
DTS-F1Aの価格
参考価格 | 150,000円 |
※配送・設置・工事・保守などは含みません。くわしくはお問い合わせください。
DTS-F1Aが運行管理者に使いやすい理由
運行管理者には、安全かつ正確にドライバーを導く責務があります。
ですがこれまでのデジタルタコグラフでは、管理や指導は帰庫後。
つまりドライバーが戻ってきたあとにしか、問題点を見つけることはできませんし、
危険な運転の指導も過去の情報を元にしかできませんでした。
ですがリアルタイムな動態管理や運転状況を確認できることで、
危険運転をすぐに把握できることから、その場で注意を促すこともできるのです。
その場で注意を促すことができるほか、
配送指示もリアルタイムにより正確にできることから、
運送効率の大幅な向上にも役立ちます。
DTS-F1Aがドライバーの役に立つ理由
DTS-F1Aはドライバーにも非常にやさしい設計。
免許書をかざすだけでドライバー情報を送信でき、
これまでのカード式のように紛失する恐れもありません。
また作業・実車・空車といった動態入力も、たった2つのボタンでかんたんに入力でき、
LEDの色からひと目でわかるため操作に迷うことはないでしょう。
さらに動態管理システムとの連動により、
速度超過・急加減速・エリア通過・危険地帯情報まで、
音声による安全運転アシスト機能も搭載。
安全かつ燃費の向上など、あらゆることに役立ちます。
温度管理にアルコールチェッカーも後付で連動可能
DTS-F1Aはシンプルな通信デジタコの機能以外にも、
運送会社様の「これがしたい」を実現する拡張を秘めています。
- ドアスイッチ
- 冷凍機の温度管理
- モバイルアルコールチェッカー
上記は一例ですが、このように多種多様な外部機器との連携が可能なことにも注目してください。
たとえば通常はこれらの機器では、それぞれの会社との通信費用の契約が必要ですよね。
A社とは月に2,000円、B社とは月に1,500円…、これでは固定費は膨らむ一方で困ります。
ですがデジタルタコグラフで通信をまとめてしまえば、
それだけ通信費の圧縮も可能というわけなのです。
もちろん初めから連動がする必要はなく、
御社の欲しいタイミングで自由に追加することができることが魅力だといえます。