今年度より全日本トラック協会の助成対象となった血圧計について
お客様よりよく頂く質問をまとめてみました。

導入をご検討のお客様はご検討頂ければ幸いです。

●血圧計を導入する意味は?

血圧計を測って意味があるのか?というお問合せを頂くのですが、意味は十分にあります。
普段、お医者さんに通っている方でしたら血圧を計測する機会があるかと思いますが、
そうでない方は定期健診の時しか計測する機会はありません。

年に2回の定期健康診断、その時の血圧数値だけで「高血圧でなかった!」と
喜んでいてはダメです。

病院へ通院するきっかけというのは、症状が発症してからの方が大半だと思いますが、
血圧に起因する脳疾患系の病気の場合は、症状は何の前触れもなく突然出てきます。
突然のリスクを予防するためにも、日々の血圧の変化に気を配ることお勧めしております。

血圧についてですが、まずご自分の平均の血圧値を知ることをお勧めします。
世間一般には130を超えると高血圧と言われますが、それは人によって違います。
ですので、普段の平均血圧を知り、それと比べて高いのかどうか、
1週間前、1カ月前と比べて高くはなっていないか。
普段の平均値と比べて少しでも高いようであれば、
是非通院することをお勧めします。

●血圧計が義務なのか?

義務ではありません。努力目標です。
ですので、絶対に設置しないというわけではありません。

ただ実態として貨物運送事業者の方は監査や巡回指導でも
健康診断の受診状況を厳しくチェックされることになってきたように
国としても健康管理を重要視している傾向にあります。

●血圧を測りたくない人もいるのでは?

確かにそういう方もいると思います。
上記にも記載した通り、計測した血圧の数値を必ずしも会社が管理する必要はありません。
そのため血圧計を設置してお好きな時に測ってね!と
ドライバーのみなさんにご自分の血圧を知って頂くきっかけを
作ることが重要だと弊社は考えます。

●心疾患の具体的な事例を知りたい。

弊社のお客様の事例を2つご紹介します。

①ドライバー編
 健康診断での血圧測定値は毎回150~160。
 ドライバー自身も自覚症状はなく、健康に自信がありました。
 それが乗務中、急に胸が痛くなり
 とっさに路肩に車両を停止させたのとこと。
 車両を停車させた時には胸から「メリメリメリ」と音が聞こえた。
 自分で救急車を呼び、救急搬送。
 結果、「腹部大動脈瘤解離」と診断。
 ほとんど助からない病気であったが、一命を取り留めたのこと。

②運行管理者編
 健康診断での血圧測定値は165前後。
 自覚症状がないため医者にも行かず、薬も服用していなかった。
 ある日の夜勤中、点呼を実施しようとすると言葉が出てきません。
 どのように言葉を発したら良いか分からなかったとのこと。
 そうしているうちに左手の動きが悪くなり、左足も動かなくなった。
 点呼を受けていたドライバーが救急車を呼び、救急搬送。
 結果、「脳内出血」と診断。

弊社のお客様でもこのような事例がありました。
身近なところでもこういった事例があり、本当に驚きでした。

●血圧計の効果的な使い方を教えてほしい。

血圧計で一番大切な事は下記の2点です。
 ・毎日同じ時間帯、同じ環境で血圧を計測すること。
 ・過去1カ月前、1年前との血圧を比較すること。

今回助成対象になっている業務用血圧計はいずれも記録が
プリントアウトできるタイプですので、
各々の血圧記録を記録していくと比較しやいでしょう。

長距離運行の多い事業者の方には毎日計測することは
難しいと思いますが、それでも計測しないよりかは
計測した方が良いに越したことはありません。

●血圧計の種類は?どれがお勧めなのか?

全ト協の助成対象になっている血圧計ですが、
血圧を計測するという事に関してはどれも同じです。

まずは設置スペースなど考えて頂き、
血圧計本体の大きさを決めて頂ければ大丈夫だと思います。

あと大切なのは、計測部の大きさです。
ドライバーさんの中には腕が太い方もいらっしゃると思います。
そのため計測部が大きいものにして頂く方が無難だと思います。

●最後に…

アネストシステムでは東海電子ALC-ProII V3.0 と
オムロンヘルスケア社製血圧計(健太郎)とを連動する
ソフトウェア[Beat Breath](以下、本ソフト)を開発しました。

アルコールチェックの測定結果と血圧測定を1つのデータとして
パソコン上で管理するシステムです。
これで過去1年前までのデータ計測が可能です。
必要な時に検索が出来ます。

本ソフトは今後バージョンアップも予定されておりますので
是非ご期待ください!

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