自動車運送事業のホワイト経営の「見える化」認証制度を
ご存知でしょうか。
この認証制度は2019年度から始まるのではないかと言われており、
現段階ではその制度の準備が最終段階に入ってきています。
自動車運送事業のホワイト経営の「見える化」制度の概要について
この「見える化」認証制度はGマークの労働者版とでも
表現するのが正しいのでしょうか。
Gマークは荷主に対して各事業者の安全の取り組みを認定するものですが、
この「見える化」認証制度は、労働者/求職者に対して
その運送事業者の働きやすさを認定し、評価する制度です。
運送事業者は一つ星、二つ星、三ツ星と3段階の認定取得が可能です。
この認定を受けた事業者は「当社は認定を受けた働きやすい環境です!」と
アピールすることによって
ドライバー様の採用をより有利に進められるという流れになります。
職を求めているドライバー様にとっても
この認定を受けている会社かどうかによって
労働条件ならびに労働環境がちゃんと整えられている会社がどうかと
判断できることになりそうです。
自動車運送事業のホワイト経営の「見える化」は、どこが認定するのか。
現段階ではどこが認定してくるのかは未定です。
ただし、要件として中立的な団体であることを想定しております。
・どんな内容で審査されるのか。
下記の国交省の資料のご参照ください。
その案が出ています。
http://www.mlit.go.jp/common/001271428.pdf
この案をみる限りでは主に…
・コンプライアンス
・休日取得などの社内制度の仕組み
・管理者による労務管理の仕組み
・健康診断の受診状況など
項目はけっこうな数があるようですが、
すでに各事業者様されている内容もいくつかあると思います。
自動車運送事業のホワイト経営の「見える化」についてまとめ
この制度、とても面白いと思いますが、
一方で運送事業者様の労働対策、拘束時間対策は待ったなしになってきていると思いました。
まだ最終決定ではありませんが、
これらは今後取り組むことが必須になってきますので
是非ご参照ください。
また検討の過程の資料が国土交通省のホームページに公開されていますので
併せてご確認ください。
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_tk1_000023.html