物流ニッポンの2021年4月2日の記事にて
「交通事故死者が3倍 死傷災害も増加」という記事が掲載されていました。

陸運業の労災発生件数について

陸運業の1.2月の労災発生件数は、死亡災害が前年同時期の22.2%増の11人
休業4日以上の死傷災害は11.9%増の1666人と増加しています。

《死亡災害の事故の型別発生状況》

事故の型 人数
交通事故(道路) 3人
激突される 3人
墜落・転落 2人
飛来・落下 2人

《死傷災害の型別発生状況》

事故の型 増減率 人数
墜落・転落 7.8%増 479人
転倒 32.0%増 412人
動作の反動・無理な動作 17.6%増 227人
はさまれ・巻き込まれ 4.5%減 146人
激突 16.1%減 99人
交通事故(道路) 48.3% 89人

上記の労災件数について多いと感じる方もいれば、
そんなに多くはないと感じる方もいると思います。

しかし、事故の件数が増加していることに変わりはありません。
死傷災害になっていないだけで、労災の件数はもっと多いのではないでしょうか。

労災が今後も増えていくと、法律の改正等により、現状よりもっと制限が多く
管理者の業務の負担が増えていくのではないでしょうか。

労災発生の原因

労災が発生しないように、作業員や乗務員、管理者、
すべての方が日々注意を払って業務に携わっていることと思います。

ではなぜ、労災が発生してしまうのでしょうか。
私は、日々の業務に対しての慣れや健康起因が原因となっていると思います。

厚生労働省からも平成25年に「陸上貨物運送事業における荷役作業の安全対策ガイドライン」

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/dl/130605-3.pdf

が策定され、安全対策に関する取り組みが促されています。

しかし、このガイドラインを常に意識して作業されている方は少ないのではないでしょうか。

近年、ネットショッピングなどにより需要が増えていますが、
ドライバー様はまだまだ足りていない現状があります。

仕事はあるが、時間や人は限られている。
それでも時間を守って仕事をこなさないといけない。

そんな時に、事故が起こってしまうのだと思います。
注意の散漫や、疲労による心身への負担など気をつけてはいても起こりうることです。

労災発生を防ぐために

注意散漫が原因の事故に関しては、注意を常に払って作業することが一番だと思います。

しかし、注意していても危険な状況になってしまうことはあります。

初めての現場であればそれだけで、
作業に集中できる環境ではなくなってしまいますし、

なにか悩みがあればそれもまた集中できる状態ではありません。

それでも、注意していくには、日ごろからの安全に対する指導や、
作業員の方の意識付けだと思います。

健康起因の事故に関しては、拘束時間の管理や、日々の健康管理が必要になってくると思います。

拘束時間の管理や労務管理については、頭を抱えている管理者の方は
多くいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし長時間労働などにより脳梗塞や心筋梗塞、精神疾患になり、
事故が発生している現状がある以上管理が必要とされます。

また、現在血圧計はアルコール検知器のように義務化はされていませんが、
健康管理の一つの手段として、導入のメリットが多くあると感じます。

脳梗塞や心筋梗塞などは高血圧が起因となります。その高血圧を把握しておくことで、
事前に事故を防止していくことが可能ではないでしょうか。

更に、日々の血圧測定でドライバー様自身の健康に対する意識の変化にもつながります。

まとめ

今回は、陸運業の労災について書かせていただきました。

労災を防止するには様々な工夫や取り組みが必要になってきますが、
乗務員様や従業員様を守っていくことは会社を守るうえで重要なことになると思いますので
この機会に是非一度考えてみてはいかがでしょうか。

弊社取扱商品についても血圧計や健康管理ソフトがございますので、
是非こちらもご覧になっていただけますと幸いです。